花の種が発芽しましぇ~ん!トイレットペーパーを使って種まきしたら、すぐに芽が出て驚き桃の木山椒の木!
種をまいて芽が出てくるのを心待ちにしているのに、いっこうに芽が出てこないと「がっかり」ですよね。
毎日、土が乾かないように水やりしているのに芽が出てこないのは、種まき用の土の状態が悪いとか、種をまいた後の土のかけすぎとかが考えられます。
ほんと、土って面倒くさいんですよね~!
植物の種の発芽について調べてみると、「水と空気と適度な温度」が絶対に欠かせない三要素で、
種によって光が当たると発芽が促進されるものと、反対に光が当たると発芽が阻害されるものがあるようです。
発芽には土は必要ないんでです!
そこで、土をいじると手も汚れるし、土の代わりに「トイレットペーパー」を使って発芽させようとなった次第(しだい)であります。
目次
今回の種まきに使った花の種
今回、種まきで使った種は、100円ショップのダイソーから購入した「絞り咲百日草とアスター混合」(2個で100円税別)です。
激安の種なので発芽するかちょっと心配ですが、この激安の種を簡単に発芽させることができれば、トイレットペーパーを使った発芽作戦は、とても手軽な方法になります。
アスター混合
ゴマ粒ほどの大きさです。この種は土では発芽しませんでした。
トイレットペーパーでの発芽に期待します!
種袋の裏面のとおりにやれば、土に種をまいた場合、発芽は早くて7日なんですね。
ちょっと、待ちくたびれそうです。
絞り咲百日草
平べったい種で長さが7ミリくらいです。
この種は土で発芽し、今、花が咲き誇(ほこ)っています。
トイレットペーパーでも発芽するでしょうか?
絞り咲百日草も土に種をまいた場合、発芽は早くて7日でアスター混合と同じくらいですが、発芽適温はアスター混合よりも高い温度が必要なんですね。
気温が低いときはラップをかけたほうがいいでしょう。
種まきで準備する道具
種まきで準備するものは、家にあるものでほとんど間(ま)に合います。
トイレットペーパー
種のベットの上に敷く布団の部分になります。キッチンペーパーでもいいんですが、キッチンペーパーは丈夫な素材なので植え付けの時、土になじみにくいのでトイレットペーパーにしました。
食品トレー
種のベットになります。トレーはお金を出して買う必要はありません。スーパーで肉、野菜、魚などの包装に使われている食品トレーを利用するといいと思います。
霧吹き
水やりの時に使います。必ず、必要というわけではありませんが、小さな種だと水をかけると流れてしまうので、あれば便利です。
ラップ
温度の保持、乾燥防止に役立ちます。これも必ず必要というものではありません。ちょうど、ビニールハウスで育てるような感じになります。
種まきベットを作る
それでは、ベッドを作っていきましょう。
種の布団(ふとん)になる部分を作る。
トイレットペーパーを、食品トレーの幅に合わせて少し厚めに折り込んで、食品トレーに敷き詰めます。
トイレットペーパーに水やり
トイレットペーパーがひたひた(種が水没しない程度)になるくらいの水を入れる。
これで種まきベットは完成ですが、水を入れた後、食品トレーが透けて見える場合はトイレットペーパーを足してください。
トイレットペーパーが少なすぎると水が蒸発して、トイレットペーパーの湿り気がすぐになくなってしまします。
なお、肥料(液体肥料など)は必要ではありません。発芽するまでの養分は種の中に蓄えられています。
アスター混合の種まきから発芽するまで
比較的、小さな種の種まきになります。
種まき
アスター混合の種は、指で一粒、一粒つまむのが困難な小さい種です。
ピンセットなんか使って適当な間隔にまいてもいいんですが、とても骨の折れる作業になるのでばらまきします。
まき終えたら、指先で種をツンツンと押し込んで種を十分に湿らしましょう。
種まき後の成長記録
種まきから2日後
種の先っぽから根がけっこう出てきました。
トイレットペーパーの水分が、すぐに蒸発したので、ラップをかけました。
ラップをかけることで水分が蒸発しても、水分がラップで止まり水滴となってトイレットペーパーへ落ちていきます。
反省点としては、もう少しトイレットペーパーを厚めに敷くべきでした。
種まきから4日後
感激です。芽がいっぱい出て来ました!
最初の発芽まで7日もかかりませんでした。
ただ、トイレットペーパーの厚みが足りなかったせいか、横たわった状態です。
まー、枯れるわけではないので、いいとしましょう!
種まきから5日後
まだ、植え付けるには小さすぎるので、もう少し、様子を見ることにしました。
種まきから16日後
16日間、水だけでほったらかしにしました。
双葉の芽はいっぱいでたのですが、なかなか成長しません。芽が出てからは肥料っけがないと育たないということなんですかね。
肥料(液体)をやりすぎると枯れる恐れがあるみたいなので、今回は肥料はやりませんでした。
液体肥料をやらないで育てた芽でも、植え付けは成功しましたので、あまり気にしなくてもいいと思います。
ただ、植え付けにはちょっとだけ苦労しました。
トイレットペーパーで発芽させた花の苗を土に植えつけました!|ちゃんと育つんでしょうか?
絞り咲百日草の種まきから発芽するまで
指で扱えるくらいの種の大きさなので、種まきは楽でした。
絞り咲百日草の種まき
絞り咲百日草の種は、指でつまめるくらいの大きさなので、指でつまんで適当な間隔に並べていきます。
並び終えたら、指で種をツンツンと押し込んで、種を十分に湿らしましょう。
種まき後の成長記録
種まきから1日後
ラップかけたのでよく見えませんが。さすがに、一日ではなんの変化もありませんでした。
水分がすぐに蒸発してトイレットペーパーが乾いていたので、水やり後、保温を兼ねて食品トレーにラップをかけました。
ラップをかけることにより、蒸発した水分がラップで止まって再び水滴となってトイレットペーパーに落ちてきます。
種まきから3日後
早(はや)、3つ、4つ発芽しました!
絞り咲百日草の方も、最初の発芽まで7日かかりませんでした。
種まきから4日後
芽が一日で結構、成長しました。
種まきから7日後
まるで、南国の木々ようです。このくらいに育ったら、土に植え付けても大丈夫です。
まとめ
トイレットペーパーで、絞り咲百日草もアスター混合も発芽させることができました(お安い種だったのでちょっと不安でしたが)。
種を十分に湿らせれば、種は自然に発芽するということなんですね。
もちろん、水分だけではなく、適当な温度と空気も必要ですし、光(種によって好んだり、嫌ったり)も関係してきます。
トイレットペーパー以外ではキッチンペーパーでも発芽しました。スポンジだったり脱脂綿だったりでもいいんだと思います。
だだ、土への植え付けのこと考えると、トイレットペーパーは土になじみやすいので、私にとっては一番の素材です。
手も汚れないし、種の状態も見えるし、なんたって家の中で手軽にできるのがいい!
土に種まきして、発芽に失敗している方はぜひ試してみてください。
次回は、「トイレットペーパーで発芽させた苗を土に植え付けたら育つのか?」というお話を予定しています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。