【徹底調査】サロニアドライヤーが「爆発」するって本当?安全性や原因・対策を徹底解説!

人気のヘアケアブランド、サロニアのドライヤーが「爆発した」という口コミを見かけますが、
不安に感じた方もいるのではないでしょうか?
この記事では、「サロニアのドライヤーの爆発の真相」や「安全性」、「爆発が起こる原因」。
さらには「安全に使うための対策」や代替品まで徹底的に解説します。
ぜひ最後までお読みください。
目次
サロニアドライヤーは「爆発」するって本当?
SNSや口コミでの「爆発」に関する情報を検証します。
「爆発」と言うと、 卵をレンジでチンした時のように、本体が粉々になって飛び散ってしまうような状態を想像しますが
実際は
- 異音や異臭→ 使用中に突然大きな音がしたり、焦げた臭いがしたりする。
- 火花→ ドライヤーの内部や吹き出し口から火花が出た。
- 発煙→ 使用中に煙が出始めた。
- 本体の破損→ 本体の一部が溶けたり、破損したりした。
- 本体内部の破損→ 内部の部品が粉々 になった感じ。
といった状況を指しているようです。
文字だけではピンとこないので、X(旧twitter)の画像・動画で見てみましょう。
火花散ってバスンと鳴る
急にパン!って鳴って、焦げた臭い発生
火花散って煙、すごい臭い
前のドライヤーが爆発したので サロニアにしました
「爆発」のとらえ方は、人それぞれ違うので何とも言えませんが、
これらの投稿された画像・動画を見る限りでは、「爆発」という表現は、一般的な「爆発」のイメージからすると、
ちょっと誇張表現であるような感じがします。
また、最後の投稿からわかるように、「爆発」はサロニアドライヤーにだけでなく、
他のメーカーのドライヤーでも起こる現象なんですね。
これら「爆発」(口コミ上)は、初期不良や経年劣化及び構造的欠陥を除けば、
ほとんどが使用方法や保管方法、さらにメンテナンス不足が原因です。

粉々にはならないんだな

そこまでは、いかないようです

ただ、爆発もどきは発生するので注意が必要です
サロニアのドライヤーのリコール履歴はある?
リコール情報は消費者庁のリコール情報サイトで確認できます。
2025年6月21日現在、3件のリコール情報がありますが、サロニアのドライヤー製品のリコール情報は掲載されていません。
製品のリコールは、製造上の欠陥などにより製品の安全性に問題がある場合に、メーカーが自主的に行うものです。
過去にリコール情報がないことは、一定の安全基準を満たしている証拠と言えるでしょう。
リコール情報は、まず、消費者庁のリコール情報サイトを開きます。
検索欄(キーワード入力欄)に「ヘアドライヤー」と入力して検索をクリック(タップ)すると、リコール情報が表示されます。
一度、閲覧してみてください。
サロニアドライヤーの安全性は?
サロニアドライヤーの安全性について、客観的な視点からも検証してみます。
PSEマーク取得済み=日本の安全基準はクリア
サロニア製品はすべてPSE(電気用品安全法)マーク取得済みです。
これは、日本国内で販売される電気製品に求められる一定の安全基準を満たしていることを証明するものです。
よって、 PSE(電気用品安全法)マーク付のサロニアドライヤーは、日本国内で安全に使えるように設計・製造されている製品ということになります。
第三者レビューサイトや実機評価の結果
多くの美容系レビューサイトやYouTubeの実機レビューでは、一部、コードの根元が切れて火花が出たといったようなコメントがありましたが、
ドライヤーを使った後、コードをグルグル巻きにしていたというような保管方法が問題だったようです。
サロニアドライヤーは「コスパが高く、一般家庭での使用には十分」との評価が多く、
風量の強さや軽さ、デザイン性、コストパフォーマンスの面で高評価を得ています。
「爆発」したという報告はされていません。
サロニアドライヤーはどんな人におすすめできるか?
サロニアのヘアドライヤーは、特に以下のようなニーズを持つ方に自信を持っておすすめできます。
- 初めてヘアドライヤーを購入する人
操作がシンプルで、過度な機能がないため、初めてドライヤーを使う方でも迷わず使い始められます。 - 手頃な価格で速乾性を重視する方
高価なモデルに引けを取らないパワフルな風量で、忙しい朝でもサッと髪を乾かせます。
コストパフォーマンスを重視しつつ、しっかりとした速乾性を求める方にぴったりです。 - 軽量で使いやすいモデルを探している人
サロニアのドライヤーは軽量設計で、長時間使っても腕が疲れにくいのが特徴です。
旅行や出張に持ち運びたい方にもおすすめです。 - シンプルな機能で十分な人
温度設定や風量調整など、基本的な機能に絞られています。
「たくさんの機能は使いこなせない」という方や、「複雑な操作は苦手」という方にとって、非常に扱いやすいモデルです。
これらのポイントに当てはまる方にとって、サロニアのドライヤーは価格、性能、使いやすさのバランスが非常に取れた、優れた選択肢となるでしょう。
反対に、「とにかく静かなドライヤーが欲しい」「自宅でプロ仕様の仕上がりを再現したい」といった、
より専門的なニーズや高い品質を求める方には、上位モデルや他ブランドのドライヤーを検討することをおすすめします。
「爆発」が起こる原因は?その対策は?
ヘアドライヤーの「爆発」(口コミ上)やそれに近い現象が起こる原因と対策です。
いっぱいありますが、予期せぬ事故を未然に防ぐためにも、さーっと目を通してみてください。
初期不良や経年劣化
購入したばかりのヘアドライヤーが製造上の問題を抱えている場合や、
長年使用することで内部の部品が劣化することで、発熱や異常動作を引き起こし、事故につながる可能性があります。
劣化が進むと、過電流が発生し、ショートする恐れもあります。
【対策 】
製品を購入した際には、異常がないか確認し、異常を感じた場合はすぐにメーカーに相談することが重要です。
ヘアドライヤーの一般的な寿命は3〜4年程度、または使用時間で130〜140時間が目安とされています。
これは1日1回5〜7分の使用を想定したもので、使用頻度や環境、製品の品質によって変動し、
耐久性の高いモデルでは7年以上使えることもあります。
寿命が近づくと、焦げ臭いにおい、温風の温度低下、異音などの兆候が現れることがあります。
これらの症状が見られた場合は、事故防止のためにも速やかに買い替えを検討しましょう。
湿度の高い場所で使用・保管していた
湿度の高い環境でヘアドライヤーを使用・保管すると、内部の電子部品が影響を受け、ショートや故障の原因になる可能性があります。
特に浴室での使用や湿気の多い場所での保管は、内部に水分が入り込みやすく、危険を伴います。
【対策 】
湿気の多い場所での使用を避け、使用後は乾燥した場所で保管することが大切です。
浴室ではなく、湿度が低い場所に収納することで、内部の劣化を防ぎ、安全に使用できます。
ホコリや異物の蓄積
吸込口や吹出口にホコリが溜まると、内部の部品が過熱し、火災につながる恐れがあります。
また、異物が入り込んでしまうことで、モーターに負担がかかり、故障の原因になります。
【対策 】
定期的に吸込口や吹出口を掃除し、ホコリや異物が蓄積しないようにすることが重要です。
また、収納時にはカバーをかけるなどの対策を行い、異物が入り込まないようにしましょう。
ドライヤーの掃除の仕方はこちら ↓
無理にコンセントを引っ張る
電源コードを強く引っ張ると内部の配線が断線し、ショートや発火の原因となることがあります。
特に、コンセントを無理に引っ張ると、プラグ部分が破損し、感電の危険性が高まります。
【対策 】
コンセントを抜く際はコードではなく、プラグ部分を持って慎重に抜くことが重要です。
コードに負担をかけないよう適切な方法で取り扱うことで、長く安全に使用できます。
長時間の連続使用
ヘアドライヤーを長時間使用し続けると、本体が過熱し、発火やショートの原因になることがあります。
内部のモーターが高温になりすぎると、安全機能が働かなくなる恐れもあります。
【対策 】
ヘアドライヤーは連続使用時間の目安として 5〜10分以内 を推奨するメーカーが多く、
一度の使用で長時間稼働させることは避けるべきです。
特に高出力のドライヤーは内部温度が上がりやすいため、適度に使用を中断し、本体が冷却される時間を確保することが重要です。
また、使用後にドライヤーの温度を確認し、異常に熱くなっている場合は次の使用まで十分に時間を空けるようにしましょう。
吸込口や吹出口を塞いだ状態で使用する
吸込口や吹出口が塞がれると、内部の熱がこもり、過熱による発火の危険性が高まります。
特に、布や髪の毛で覆ってしまうと、熱が逃げられず、急激な温度上昇を引き起こすことがあります。
【対策 】
ヘアドライヤーを使用する際は、吸込口や吹出口が塞(ふさ)がれないように注意し、十分な通気を確保することが大切です。
安全に使用するために、風の流れを妨げないようにしましょう。
コードを本体にグルグル巻きにして収納
ついついやってしまいがちな、ドライヤーのコードを本体にきつく巻きつける収納方法。実はこれ、とても危険なんです。
コードを強く巻きつけると、内部の配線が傷つき、断線やショートの原因になります。
断線した部分から発火する危険性もあり、思わぬ事故につながる可能性も。
【対策 】
コードは本体に巻きつけず、大きな円を作って、ゆるくフワッと束(たば)ねるのがお薦めです。
マジックテープやコードクリップなどを活用するのがいいです。
少しの工夫で、家電を安全に長く使うことができますよ。
ゆるフワ(ゆるくフワッと)ってこんな感じです。↓


ワシも今日からゆるフンじゃ
モゾモゾモゾ、モゾッ

風通しが良くていいのう

えっ、ゆるフン?、風通し?

ひょっとして、ゆるふんどし?

ったく。何聞いてんねん、このおっさん

しょうもない
▲ 一部の吹き出し画像はiconpon.comの素材を改変して利用しています。
電気工事会社の社長さんがコードの巻き方とコードの本体へのグルブル巻きなぜダメなのかを解説 ↓
濡れた手でコンセントを抜き差しする
手が濡れた状態でコンセントを操作すると、感電の危険性が高まります。
水分がプラグに付着すると、ショートを引き起こし、火災の原因になることもあります。
【対策 】
ヘアドライヤーを使用する際は、手をしっかり乾かしてからコンセントを抜き差しすることが大切です。
安全な環境で操作することで、事故を防ぐことができます。
不安定な場所で使用する
ヘアドライヤーを不安定な場所で使用すると、落下による破損や、内部部品の損傷を引き起こす可能性があります。
また、発火やショートの原因となるため、注意が必要です。
【対策 】
安全な場所で使用し、しっかりと安定させて使うことが重要です。
使用時に倒れたり落ちたりしないように心がけましょう。
延長コードを使用
延長コードは許容電流を超えると発熱し、火災の原因となることがあります。
【対策 】
ドライヤーは壁のコンセントに直接接続しましょう。
ヘアドライヤーの取扱い注意動画(国民生活センター)
ヘアドライヤーの事故事例動画です。 ↓
適切な使用方法を守ることで、安全にヘアドライヤーを使用できるようになります。
事故を未然に防ぐために、普段から注意を払いましょう!
安心して使える!おすすめドライヤー3選【代替案】
もしサロニアドライヤーに不安を感じる方や、より安全性の高いドライヤーを探している方のために、
おすすめのドライヤーを3つご紹介します。
◆ パナソニック ナノケア EH-NA0J
- 特徴:
高浸透ナノイーが髪の芯までうるおいを届け、乾かすだけで毛先までしっとりまとまり、
手ぐしでもスッと通るなめらかな仕上がりに。 - 安心ポイント:
温度センサーが熱をコントロールし、オーバーヒートを防止。 - おすすめ:
髪のパサつきや広がりが気になる方に。
うるおいと、まとまりのあるツヤ髪を自宅で体感したいなら、今すぐチェック!
>5年延長保証が無料で付いています!<☟
◆ ダイソン Supersonic Ionic
- 特徴:
熱ダメージを抑える風温制御で、仕上がりはサラサラ&ツヤ感たっぷり。
指通りのなめらかさに驚きます。 - 安心ポイント:
過熱や異常動作を感知して自動でストップ。 - こんな人におすすめ:
髪のダメージを最小限に抑えたい方に。
プロ品質の仕上がりを自宅で体感したいなら、今すぐチェック!
◆ コイズミ モンスター
- 特徴:
ダブルファンの大風量で一気に乾燥。
低温モードで熱ダメージを抑えながら、ふんわりやわらかく仕上がります。 - 安心ポイント:
温度ヒューズで異常加熱を自動制御し、安心してご使用いただけます。 - こんな人におすすめ:
忙しい朝でも、早く・キレイに乾かしたい方に。
速乾×低ダメージをお手頃価格で手に入れるなら、今すぐチェック!
【まとめ】サロニアドライヤーは基本的に安全!正しく使えば心配なし
サロニアドライヤーに関する「爆発した」「焦げた」といった報告は一部にありますが、
そのほとんどは誤った使用方法やメンテナンス不足が原因です。
製品自体はPSEマークを取得しており、基本的な安全性はクリアされています。
日常的な使い方や保管方法に注意すれば、サロニアは安全かつコストパフォーマンスに優れたドライヤーとして十分に活用できます。
もしそれでも不安を感じる場合は、パナソニックやダイソンなど、安全性に定評のある代替製品も多数あります。
ご自身のライフスタイルや重視するポイントに合わせて最適なドライヤーを選ぶと良いでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。