これでバッチリ!丸形オブラートを使った粉薬の包み方と飲み方を紹介します!
粉薬を飲むときに使うオブラートには、丸形オブラート、筒(袋)型オブラート、服薬ゼリーの3種類があります。
毎日のように使うんであれば、一番安くてお財布にやさしい丸型オブラートに決まりですよね。
しかーし、粉薬が包みにくーい。ここが難点です。
そこで、丸形オブラートの包みにくさを解消して、粉薬を飲む方法を工夫してみました。
やり方を動画入りのブログにまとめましたので、丸型オブラートの使い方に手こずっている方はぜひ参考にしてみてください。
まずは動画で
まずは、動画を見ていただいて、次に、ポイントなどブログで確認してください。
準備するもの
小皿
少し深みがあるものを準備してください。
深みがあると、オブラートが摘(つ)まみやすくなります。
ちなみ、この小皿はセリア(100均)で購入しました。
スプーン
オブラートを丸ごとすくえるのでスプーンがいいです。
箸(はし)やフォークだと、ふやけたオブラートがくずれやすいです。
レンゲ
スプーンより深みがあるので、水を入れすぎても水がこぼれなくていいです。
水
水はオブラートをゼリー状にするのと、薬を飲みこむのに使います。
水を注ぎ口があるものに入れると、水をレンゲに入れたり、オブラートにかけたりするときに便利です。
丸型オブラートを使った粉薬の包み方
まずは、レンゲに少量の水を入れておきます。
少量の水とは具体的には
折り返し部分を浸(ひた)すことによって、オブラートが開かなくするためなので、
オブラートを折り返した部分が浸(ひた)るくらいの水で十分です。
いっぱい入れるとオブラートが破けやすくなりますよ。
オブラートに十字の折り目をつけます。
※ 手が湿っていたら、ティッシュなどで湿り気を取ってください。でないと、オブラートが手にくっついてしまいます。
オブラートを小皿に乗せ、指でちょっと押します。(押さなくても薬の重みでオブラートが沈みますが)
粉薬をオブラートに乗せます。
小皿からオブラートを取り出して、ねじり
折り返します。
参考
顆粒タイプは、少しふわっと包んでください。きっちり包むと、濡れると破けやすくなります。
水の入ったレンゲにオブラートを入れ、 3秒くらい軽く押しつけます。
これで、口が閉じて粉薬が外に出なくなります。
オブラートに乾(かわ)いている部分があったら、ちょっと水をかけてください。
これで、粉薬の包み込みが完了です。
丸型オブラートを使った粉薬の飲み方
相手に飲ませる場合
相手の口の中ににレンゲの先をちょっと入れ、スプーンでオブラートを下からすくって、口の中に入れます。
あとは、水といっしょに飲んでもらってください。
自分が飲む場合
自分の口にレンゲをちょっと入れ、スプーンでオブラートを下からすくって、口の中に入れます。
あとは、水といっしょに飲んでください。
注
水を入れすぎると、オブラートがドロドロになりすぎて破れやすくなります。
レンゲの水が多いときは、余分な水を捨てると破れにくくなります。
まとめ
丸型オブラートの使い方は大ざっぱにまとめると
- 粉薬を包んで閉じた部分を水に浸(ひた)す
- オブラートの乾(かわ)いている部分があったら、ちょっと水をかける
- オブラートで包んだ粉薬を水と一緒に飲む
※ オブラート全体に水をちょっとかけたら、すぐに飲むとバッチリです。
レンゲに水が多いとオブラートが破けやすくなるので、余分な水は捨てるといいです。
※ オブラートが破けやすい場合は、2枚のオブラートで包むといいですよ。
粉薬が苦味を感じることがなくスルッと飲めるのはいいですよー♪
ぜひ、実践してみてください。
ちなみに、錠剤もこのやり方で飲めますよ。
高齢の寝たきりの親に、錠剤を数個まとめて包み込んで飲ませていますが、毎回スルッと飲み込めています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。